適切な予算の考え方とは?
私が住宅購入予算の線をどこに引くかを検討する際に住宅系YOUTUBEや住宅系の専門家が書くネット記事を数多く見てきました。その中で「この考え方が一番納得感がある」と思ったお話を簡単にご紹介します。
まず抑えておきたいポイントは”金融機関から借入可能上限金額”と”返済可能な金額”がイコールでないことをよく理解しておきましょう。一度借入可能金額は忘れてしまい、返済可能な金額を算出することに力を入れるのを推奨します。
では、どうやって算出するのか?
今回は例を挙げて書いていきます。
モデルケースとして、33歳夫婦の世帯年収が800万(夫600万、妻200万)とします。
ここでの年収は額面800万で手取りでは約620万となります。住宅費は手取り年収の25%未満にしておくと無理のない家計と言われております。
そのため、620万×25%÷12か月=9万ちょいとなります。
9万円に修繕積立や駐車場代なども含めると大体11万円くらいが月の住宅費に割り当てる額と思ってお下さい。ですので、金融機関や住宅保証機構のHPにある住宅ローンの返済シミュレーションと今回の考えを参考に住宅購入費用の目安を決めてもいいと思います。
※あくまで目安として考えてもらえればいいのですが、不動産屋やハウスメーカーの営業などは手取りではなく額面の25%計算や今の賃貸の家賃額を参考に持ってくることがあります。(上記モデルケースで額面の25%だと月16.6万まで住居費に使える計算になります。)
それでも問題ないケースもあるとは思いますが、先々のリスク(税金増、収入減)を考えると手取り額での試算が安全だと思います。彼らはリスクの話は極力避けます。何ならこちらが言わない限りはイケイケドンドンで高額物件を勧めてきます。惑わされないで下さい。
今後、私が実施した見積もり削減方法なども記事にしていきますのでそちらも参考にしてください。
ではまた次回!