建築条件付きとは?
建築条件付きの土地とは、ざっくり言うと”決められたハウスメーカーや施工会社に依頼するのが条件で売りに出ている土地”のことです。
メリットは土地を安く設定されている点、デメリットは立地が気に入ってても別のハウスメーカー等に依頼が出来ない点。元々希望するハウスメーカーであれば問題はないが、そうでないとモヤモヤします。
条件を解除してもらえるのか?
これは経験からですが、一度も解除されませんでした。例えば公開されてる土地価格を高くしてもらっても構わないから土地だけでも購入して自分の気に入ってるハウスメーカーに依頼したい!というお願いをしても結果はNOでした。
可能性は0%ではないと思いますが、基本的には条件付きの土地の条件は解除出来ないものと考えておいた方がよいかと思います。(頑張っても徒労に終わることが多いです)
街づくりをしてる地区に多い
特に街づくりを一から開発するような地区は大手や複数のハウスメーカーが協業して広い土地を買い取って、建築条件付きで売り出すことがが多い。ファミリー向けのニュータウン系の地域はまさにこれに当てはまります。私もニュータウン狙いでしたので、何度もこの建築条件付きの壁にぶち当たり崩れ落ちていきました。
建築条件付きは選ぶべきでない?
これはケースバイケースですが、土地が気に入ってるならよっぽど悪評高いハウスメーカーや施工会社でなければ検討に値すると思います。鉄骨系がいいんだ!木造系がいいんだ!という強い拘りがなければ一度話を聞きに展示場に行ってみるのもありだと思います。
これも経験上ですが、建築条件付きの物件は人気がある地区に多い傾向ありますね。”人気がある土地=売れる土地⇒買い占めて売ったろ!”みたいな(笑)
なので、やたら建築条件付きが多い地区は相対的に人気がある場所って置き換えて考えてもいいかもしれませんね。人気がある理由はなんだろう?で探ると地盤がしっかりしてたり、水害とかのリスクが少なかったり、子育て世代に向けた施策を組んでる地域だったりと色んな理由が考えられるので調べてみる価値はあるかと思います。特に日本は地震大国なので地震被害のリスクはよーく考えておくことをお勧めします。地盤がしっかりしてる地域なのか?の視点も必要ですね。
※保険でも地震保険は全壊分の保険金では加入出来ないなどの制約もあるというお話は別の機会に書きたいと思います。
ではまた次回!